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2019年9月11日

嶋村チョイス!今月のKEY PERSON
特別号 「HRnavi Internship」実施について

<上山くん自己紹介>

上山拓己(ウエヤマタクミ)
1996年生まれ、天理大学4回生、国際学部外国語学科英米語専攻。
卒業後は英語を使った仕事をしたいと考えていて、その中で海外も視野に入れて就職活動を行っています。今回HRnaviのインターンシップに参加させていただきました。

大学の夏休みを利用して単身HRnaviにインターンシップに来てくれました。

Q.なぜ海外で就職したいと思っているのか?

上山くん:大学3年の春休みにアメリカシアトルへ短期留学をし、その1年後大学を休学し今度はフィリピンへ語学留学、その足でオーストラリアへワーキングホリデーと海外生活を経験しました。

その中でオーストラリアで働く日本人やオフィスで働く現地の方と会う機会があり、日本ではないようなグローバル化され、いろんな国の方と仕事をしている姿を目の当たりにして、日本とそのスタイルの違いを肌で感じました。そして、その時日本でもこういう企業で働きたいなと思ったのが初めのきっかけです。

まだ実際に働いたことがないのでイメージですが、日本の企業は縦社会のイメージがあって、縦社会が嫌いという訳ではないのですが、縦の障壁がないほうが自分には合ってるのではないか、それなら海外で働くのが理想だと思うようになりました。

Q.なぜ今回ベトナムに来ようと思ったのか?

上山くん:オーストラリアでのワーキングホリデーの期間が長かったのでオーストラリアで働けたらいいなという思いがありますが、ビザの関係やオーストラリアにそこまで拘る理由があるのか考えた時、英語が使えるなら、第二言語として英語を話す人たちとコミュニケーションが取れたらいいのではないか、取り合えずアジアも見てみよう、と考えるようになりました。

その中で海外就職セミナーで嶋村さんとの出会いがあり、今回ベトナムに来ることになりました。

Q.卒業後はどんな仕事がしたいか、目指しているところは?

上山くん:まだ自分のしたいことが定まらない中、いろいろな方に就職の相談をする中で日本で働く方からは日本での就職を勧められました。そのため日本で就職活動もしましたが何となく腑に落ちないような、納得できていないような気持がありました。

将来は海外で働きたい、という漠然とした思いはありますが、今何をしたいのかがわからない。

そこで、まず日本で就職して経験を積むか、初めから海外で働くことのどちらにするかを考えています。今回は、最初から海外で働くという、あまり他の人がしてないことを体験するためにベトナムに来ました。こちらで過ごしてみて、今の時点では海外でキャリアをスタートしたいと考えたいなと思っています。

職種的には営業がしたいと思っています。いろんな方と話していても成功されている方は元営業の方が多く、自分も人と話すのが好きなので営業が向いているのかなと思っています。

将来は日本で海外の人と働きたい、という目標はあります。

オーストラリアにいた時にグローカルみたいなことをしたいなと感じたのがきっかけです。オーストラリアでは田舎のファームでも海外からの人を呼び込めるようなホームページを持っていて、自分の会社をプッシュアップすることが上手で、当時はグローカルという言葉を知らなかったのですが、今思うとあれがグローカルだったのかなと思います。インターネットでいろんな人と通じて海外からもいっぱい人が来る、というのをド田舎でやっていて、なんでこんなに人が集まるのかな、なんでこんな大きな規模のファームができるのかな、と考えたら、いいものを売っているからそれでだけ人が集まる、という関係を作れているのでそれが面白いなと思いました。

オフィスで記念撮影。フルーツジュースのデリバリー、ランチにはブンチャーを体験してもらいました。

Q.HRnaviでの就業体験の感想、出会った人たち(お客さん)の印象は?

上山くん:今回ベトナムに来させていただいて実際にお仕事をされている方々のお話をお伺いして、自分のやりたい仕事をされているな、楽しく仕事をされているなという印象を持ちました。

日本で企業を訪問したり、面接を受けたりした際の印象は楽しそうとは感じなくて、あまり楽しそうに仕事をしてはいけないような雰囲気がありました。それに対してベトナムでお会いした方たちは共通してみんな楽しそう、というのがあって、ワークライフバランスが充実しているなと感じました。

ベトナムに来てるのはすごい理由があって来ているとか、ベトナムにビジネスチャンスがあるから、という理由で来られているイメージがあったのですが、お会いした方みなさんに同じ質問をしてみても、面白そうだったから、呼ばれたからとか、意外と好奇心で来られているのがわかって、好奇心で動いたって良いということに気づいて少し安心しました。

自分の求めている社会人になるということは、楽しく仕事をする、こういうことなんだ、と思いました。ずっと仕事のことを考えていないといけない状況でもそれを楽しまれている、という姿を見ることができて、今回みなさんと出会えて本当によかったと思います。

Q.今後に活かせるポイントはなんだと思いますか?

上山くん:大学で英米文化を勉強しているのでロジカルシンキングという文化があるのは知っていたのですが、それを実践している日本人の方を見たのは初めてで、すごく自分の中でしっくり来て、人に相談する前に、まず自分で分析してみるということが大事なんだなと感じました。

ロジカルシンキングを教えていただいた中で、例えば起業したい時、業種、職種、希少性、地域を分析してそこに自分が当てはまるような環境に入る、というのが大事なんだなと思いました。ベトナムで活躍されている方を見ても、希少性、希少地を考えてみるというのは成功する上で重要なポイントだと思いました。

また、キャリアには年齢ごとに段階があるというのを教えていただきました。私は今は20代なので多様性が無限にある、つまりいろんなことをしてみたら?ということを言っていただいたので、とても今後の参考になりました。

今後に活かしたいポイントはたくさんあるのですが、あと一つ挙げるなら、みなさん人が良く、和気あいあいとお仕事をされているなと感じました。言葉かけ一つを取っても棘のない言い回しであったりとか、人に教えたり上の立場になった時には大事なんだな、自分もそのようになりたいなというふうに思いました。

今回海外で働いてらっしゃる方にお会いさせていただき、みなさんの言葉が胸に響きました。日本へ戻ったらもう一度考えを整理して、卒業後どうするか考えたいと思います。

アフターファイブはビアホイに繰り出しました。ローカルの雰囲気を楽しんでもらえたでしょうか?

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インタビュアー
ハノイ支店マネジャー 嶋村 拓史(しまむら・たくじ)
E-mail: takuji.shimamura@hrnavi.com
Tel: 090 1828 660

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