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Vol.011 人材から人財への道のり::VOL 11::こだわりのないベトナム人

2018年5月17日

人材から人財への道のり
VOL 11::こだわりのないベトナム人

私が日本留学している1998年頃に、たまたまベトナム中部で大きな台風と洪水に遭い、大変な状態になっていました。ベトナム全国から募金活動が行われ、日本にいた私もベトナムのため何かに貢献したいと思い、当時私が入ったロータリーアクトクラブメンバーに相談してみました。自分の地域で募金しようということになり、さっそく作戦会議が行われました。随分時間も経っているので、詳細は覚えていませんが、延々と続いている作戦会議、誰も帰ろうとしなかったことはよく覚えています。その後、募金箱を作って、その地域のほぼすべてのお店に募金箱を置かせてもらって、最終的に50万円も集められ、私がそれをベトナム領事館を通じて、ベトナムに送金することができました。
※今なら、セルフィ写真を撮って、Facebookにアップしたいところですね笑。

今思えば、当時の長い長い会議というのは何とかベストな成果を出したいという強いこだわりがあるから、そうなっていると分かります。その後、日本で、就職して、「手に誇れる商品を作れ」というようにこだわりを持って、仕事に取り組むことを教わったわけです。時には拘り過ぎてしまうこともある気がしますが、日本という社会そのものはこだわりの塊という見方もありかと思います。

それに対して、弊社のスタッフをはじめとして、一般的なベトナム人はこだわっていないじゃないかと思わせることは多々あります。ミススペルだらけの文書でも、平気で提出する。体裁が整っていない資料を作ったり、質の低いレポートで済ませるなどなどです。そもそも、指摘しても、同じミスを平気に繰り返しているのは自分を高めていくことに対してこだわっていないかもしれません。

実はベトナム語ではこだわりと相応する言葉はありません。言葉がなけれ、概念も生まれないだろうと思います。近い意味として、Ngầu (ガオ)は英語のCool、日本語として、カッコイイぐらいです。つまり、拘ろうではなく、カッコイイことをやろうという言い方になります。そういう意味で、拘りは自分に対しての基準であり、カッコイイは他人の基準に依存するものです。日本人は自分の基準で貫くが、ベトナム人は評価される方でカッコイイ自分でありたいように思います。日本人は部下のよくない点を指摘して、育てるのに対して、ベトナムスタッフは良い点をほめて育てる方が自然でしょうね。

その一例として、弊社ではでは各部署で持ち回り制で月末に懇親パーティーを開催する恒例行事があります。これまで1年近く回してみました。まったく狙っていなかったが、面白いことにだんだんとこだわりが生じてきています。どうも、他部署よりよくしようという思いが生まれているらしく、出す料理、パフォーマンスが創意工夫され、パーティーの楽しさや充実感が回を重ねて、増しています。この一例で大いに学ばせてもらいました。

  • ① 仕事もパーティーのように楽しくすること
  • ② どんな作業もなるべくシンプルに反復させる
  • ③ 反復していく中で、前回の良かった点を踏襲し、今回にプラスアルファを実施し、全体を楽しむ

別の観点でみると、上記はPDCAサイクルそのものであり、新しい発見でもなんでもありません。しかし、強調したいのは仕事も楽しくする工夫と、スタッフのプラスアルファをしっかりと応援する。成果が上がれば、しっかりとほめることです。そのうちに、スタッフも成長して、カッコイイ自分に惚れ、プラススパイラルにハマり、自立します。

次回は本を読まなくなったベトナム人若い世代について、弊社の取り組みを紹介したいと思います。

→ 人材から人財への道のり::VOL 10::あきらめやすい

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プロフィール
Nguyen Dinh Phuc
E-mail: nguyen.dinh.phuc@hrnavi.com
Tel: 0901 809 991

国費留学生として、選ばれ、1996年~2006年まで日本で留学と仕事を経験したのち、ベトナムに戻り、日系企業に対して、経営助言のコンサルティングをしました。ベトナム人は比較的にレベルが高くないという実態をなんとかしたく、2010年からアイグローカルリソースを創設、ベトナムにある人材のレベルアップを会社のミッションに、日々、努力しています。

輝く日本人
VOL 11::Manabox Vietnam Co,.Ltd 菅野さん
2018年5月17日

氏名:菅野 智洋さん
会社名:Manabox Vietnam Co,.Ltd
役職:代表取締役

現地代表の菅野さんです!若くして才能溢れる知的な方です。

嶋村:本日はよろしくお願いします。では自己紹介をお願いします。

菅野さん:マナボックスベトナムの菅野(すげの)と申します。日系企業様を対象に、進出前調査から設立登記等、設立後の経理・税務支援までワンストップでサポートさせて頂いております。具体的には、ライセンス取得支援や経理業務や税務申告支援等です。それに加えて、「海外子会社は仕組みが9割」というテーマで業務を行っています。砕いて言うと、「グローバル経営管理に関わるあなたが、間接・管理業務の仕組みを構築して、感じる必要のないストレスを軽減し、あなたが本当に必要と感じているあなたにしかできない付加価値の高い仕事を行えるようになること」をサポートしています。さらに、「経理・税務に関する教育」の支援も実施しております。

嶋村:ベトナムにはいつ来られましたか?そのきっかけも教えてください。

菅野さん:2年前ですね。それまでは、日本とインドで働いていました。

2006年に公認会計士試験に合格し、大手グローバルコンサルティング会社に入所しました。そこで7年間、日本で勤務していました。2013年から2016年までは、インドの日系の自動車部品の製造会社の経営管理に携わらせて頂きました。

「他の人と違うユニークなキャリア」という点を重視していたため、インド+製造会社(外部ではなく内部から)というキャリアを選択しました。当時、インドは海外勤務先として人気がありませんでしたので日本人は多くはありませんでした。また、真の助言をするには、内部から会社に携わる必要があるんじゃないか?という考えが強くなり、事業会社である製造会社を選択しました。インド駐在経験の中で、海外で頑張っている日本人は、苦労している。疲弊している。実力を発揮できてない。という問題に直面しました。つまり、付加価値の高い業務にほとんど時間を使えていないのです。「この問題を解決しなきゃ。このままじゃ日本は苦労するんじゃないか?」という想いが芽生えてきていたのですね。そんな中、マナボックスの代表の永井から声がかかり、2016年の途中からジョインしました。マナボックスの理念に共感したんです。その理念とは、「お困りごとがあって、誰も解決してないところがあればそれを解決しよう!」というものです。海外子会社経営管理という観点から、日本企業を支援したいという想いがマッチしました。

嶋村:すごく珍しいご経歴ですね。経営管理を外部/内部からみられてきたことは貴重な経験だったと思います。そこからベトナムに訪越され、いろいろ文化や環境の違いに悩まれたのでは?ベトナムで実際直面された悩みなどありますか?

菅野さん:インドからベトナムですからね。仕事以外の問題は、ほとんど解決されましたよ(笑)。ローカルご飯はおいしいし、遊べるところもありますし。(インドの事は、大好きですよ。)難しい点は、現地の人とのコミュニケーションです。これは、インドでもベトナムでも変わりはありません。なかなか伝わらない。伝えても動いてくれない。などの悩みですね。ベトナムでは、都合が悪くなると、無視するという特徴もありますね(笑)。「無視かーい!」って。私の場合、仕事上、スタッフに対して、「依頼する」事がどうしても多くなります。その時、いつも留意しているのが、「脳みそを相手にすり替える」という事です。つまり、相手の立場に立ち、この人のベネフィットは何か?と常に想像するのです。スキルアップしたい?将来、高い給与もらえるようになりたい?ってな感じです。

このように相手の頭の中を想像した上で、「このプロジェクトを実行すれば、このスキルが伸ばせるよ。」「これを仕組み化すれば、もっと時間を効率化できるよ。」「その結果、成長して給与も高くなるはず。」などと説明します。この作業を根気よく繰り返すことが大事だと思っています。実際に、スタッフにプロフェッショナルとして成長してもらい、卒業してもレベルの高いところで働いてもらったらとても嬉しいですね。

よく、長く働いてもらうことがいいという人がいますが、私の考えはちょっと違います。3年くらいで、環境を変えるのが個人にも会社組織にもどちらにもいいと思っています。長いからいいとは限りません。ベトナムでは、会社が変わってもいろいろ協力するという可能性も高いと思います。転職ではなく、卒業と言ったのもそれが理由です。あくまで個人のハッピーを最優先しています。

あとは、めちゃくちゃ褒める、ことも重要ですね。スタッフのモチベーションは上がりますし、日本人と違って照れずに、素直にめちゃくちゃ喜んでくれるから、褒めるほうも楽しいですよ。

女性中心の職場で若手社員さんばかり。皆さん笑顔が素敵です!

嶋村:なるほど!転職でなく卒業ですね。新しい発想すばらしいです。たしかに転職が必ずしも悪いものでなくステップアップとして成功される方が多いのも事実です。日本の場合は、多くの方が終身雇用の考えが定着していますが、海外、ここベトナムはそうではないですね。ベトナム人の方と働かれて「ここ 難しいな。」と感じたこと・・・たくさんありますよね。代表事例はございますか?

菅野さん:繰返しになりますが、マネジメントの部分だと思います。決まったルールが運用されない。スケジュールが守られない。タスクが抜けてしまう、など。ベトナムで働く人は、同じようなことで悩んだこともあると思います。日々、私も悩んでいて失敗中なのですが、ある成功事例をお話ししますね。

弊社の今の一番の課題は、ずばり、生産性です。もう少し砕いていうと、お客様ごとに使った時間の効率化です。賃金水準が、なにもしなくても上昇していく国ですから、この問題は非常に大きいです。

まずは、どのプロジェクトにどれだけ時間を使ったか?これを、見える化しないことには、第一歩が踏み出せません。そのためには、時間を記録してもらうことが必要でした。そこで、Kintone というシステムを利用して、勤務時間を業務別に記録するというのをルールとして定めました。しかし、ほとんどのスタッフが、記録してくれません。毎日、スカイプやメールで催促する毎日でした。それでなんとか記録してくれる。そこで、やり方を変えました。それは、あるルールが効果的かも!と感じだからです。それは、罰則・ペナルティ的な事です。それは、日報をつけ忘れたら50,000ドンの罰金を課したのですね。

嶋村:Kintoneですね。最近弊社でもあるシステムで使用しています。管理手法といった点でも効果的ですね。また、菅野さんらしい面白い施策です。実際のその効果はどうでした?

菅野さん:このルールの効果は、マジヤバいです。ほぼ100%守られるようになりました。個人的には、このやり方が好きではないのですが、、、。なぜ、これが効果的だったか?自分なりに調査しました。ベトナム人の先生にも意見を伺いましたよ。ポイントは3つありました。

●発案者自ら本気だぞという姿勢を見せた。
最初にルールを破ったのは何を隠そう、私でした(汗)。当然、罰金を支払いました。そのため、スタッフも「あ、本気なんだ。」となったのだと思います。


社内パーティー恒例の記念撮影。
ベトナムの方はポーズが好きなんですよね。特徴的です。

●楽しいという要素を入れた。
私はこのような強制的なやり方は好きではありません。そこで、徴収した罰金は、スタッフみんなのおやつやパーティ代に使おうって言う風にしたのです。そのお金をみんなのおやつを買うために使用しました。そうすることで、罰金=罰という厳しい、怖い、ネガティブのイメージが薄れるのかなって感じてます。実際、私が支払った時にも、みんな笑って嬉しいそうでした。「おかし食べれるよー!って。」

●理由を何度も説明した。
これが大事です。なぜ、記録することが必要なのかを、何度も何度も説明しました。一方的に押し付けるやり方では、無理です。

先日、ベトナム人の文化・歴史を学ぶセミナーに参加しました。そこで、とても印象的な事を学びました。ベトナムは、歴史的には、中国などの影響を強制的に受けているという背景があります。でも、ベトナム人は強制されることは好きではありません。嫌いです。「ベトナムという国、ベトナム人は、歴史上、強制されてきた。でも、強制されることは嫌い。」ここにベトナムにおけるマネジメントのヒントがあるような気がします。今回、すごく効果的だった方法は、強制したという側面を重視しています。ペナルティですからね。ただ、一方で、スタッフ自身が楽しいという側面とか趣旨も丁寧に説明しています。この相反する概念をどっちもうまく使う。これが、効果的なやり方なのだと思います。

  • ①強制的なやり方が必要
  • ②でも強制的なことは大嫌い

この相反する2つの要素が組み合わさったときに、その効果が発揮されます。

嶋村:私も実際セミナー受けているみたいです(笑)。弊社も若手中心の職場環境、今後はこういう視点で変革に挑戦していかないといけないですね。さて、私の本題である菅野さんPRタイムに入っていいですか?菅野さんの現在しているお仕事について詳細教えてください。どうぞ!

菅野さん:弊社のテーマを、「経営管理で未来を創ろう!」にステップアップしています。これには、2つ意味があります。まずは、日本から進出している企業をもっと経営管理という点で支援したいという想いです。海外子会社の社長は、製造や営業出身の人がほとんどで、会計や税務の専門知識がない人がほとんどです。しかし、経営をしていく上で、会計力は避けて通れません。なぜならば、会計は会社の実態を数値で表したものだからです。会計力が不十分であるがために苦労している社長様、会社様を痛いほど見てきました。社長様が会計力を身につける事で、健全な未来への経営支援が出来ればと思っています。また、ベトナム人スタッフをもっとプロフェッショナルにしたいという想いも含まれています。現状は、書類を作成する。と言うところで満足してしまっています。これは、情報処理スキルです。しかし、そのスキルだけでは残念ながら不十分です。お客様の立場になって、何が問題点かを認識し、それを解決し、ハッピーにする。そして、一緒に未来を創っていくというような人材になってほしいという想いがあります。


お客様からの依頼ごとは即対応!日々仕事に邁進されている日常の1コマを撮影させていただきました。

嶋村:会計税務は企業のコア部分です。そこを支援してお客様に喜んでいただけるのはやり甲斐が存分にありますね。菅野さんの今後のキャリアプランお聞きしても良いですか?

菅野さん:「好きな時に好きな場所で好きな人と働く」それが、私の目標です。そして、会社の文化にもしたいと思っています。例えば、1か月のうち、3~4日はダナンのビーチ沿いで働く。などです。また、働き方改革もどんどん進めていければと思っています。今、取り入れようとしているのが、いわゆるテレワークです。月のうち3~5日は、好きな場所で働いていいよ!という制度です。いろいろな効果を期待できます。まず、妊娠しているスタッフや子供がいるスタッフにいい制度ですよね。それに、仕事の生産性向上や品質向上も期待できます。仕事は、コミュニケーションが必要なものとタスクを完了させるために1人で進める仕事に分類されます。そして、後者の仕事の割合を占める部分が意外と大きいのです。この場合、周りの雑音を一切とりはらって仕事に没頭すると生産性が一気に高まります。ベトナム人はおしゃべりが好きなので、雑談する時間が長くなってしまった。そして1日が終わってしまった。という事がよくあるんですよね。スタッフに聞いたら、「是非やりたい!」って言っていたので今月から始めようと思います。今は、テクノロジーが発展しており、クラウドをうまく利用すれば、場所を問わず仕事をうまく進めることができます。

嶋村:その働き方改革良いですね。私も是非挑戦してみたいです!発想を大きく変えて、たまには遊びの精神を取り入れる。本日は貴重な話をお聞きでき、勉強になりました。最後に、人材サービス会社ならでは数珠繋ぎでヒトを紹介していこうという新企画をまずは第一弾で実施することに決めました!菅野さんお勧めの方ご紹介お願いします。(いきなりの依頼ですみません・・・)

菅野さん:はい! ホーチミンに私の仲の良いフロンティアコンサルティングの中島さんという方がいるので是非、紹介させてください。ベトナムで一番パワフルな人です。お互い刺激しあって成長していける友人です。

嶋村:中島さんのご紹介ありがとうございます。本日はどうもありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

Cindyの日々是好日
Vol. 2::人のやさしさに触れた旅inカンボジア

先日、ベトナムでは珍しい4連休がありましたね!
4月30日は南部解放記念日、5月1日はメーデー(労働者の日)でお休みでした。
ちなみに、南部解放記念日とは・・・
ベトナム戦争の勝利を祝う日。南ベトナム解放民族戦線の攻撃により南ベトナムの首都サイゴンが陥落し、南ベトナムが無条件降伏した日を記念する。
とあります。戦争の終結が1975年とは、、、まだまだ戦争の歴史が身近な国だなと感じますね。

みなさまも日本のGWと合わせて長期休暇を取られた方、はたまたお休みが取れなかった方など様々なケースがあるかと思いますが、HRnaviは4日間のお休みをいただきました! スタッフも海外旅行を楽しんだり、実家へと戻ったり、ベトナム国内を楽しんだり、、、私はというと、カンボジアに1人旅へ行ってきました。

シェムリアップでは遺跡巡り、プノンペンでは戦争の歴史をたどり、初めて寝台バスに乗って国境越えをしたりなどなど。こうしてまた、1人でいることが強くなっていってしまいます、、嫁入り前なのに、、、。

そんなカンボジアで非常に面白い経験をしたので、今日はそのお話をしたいと思います。

イケメンのVanさん。イケメンすぎて上手く写らない。。

シェムリアップに滞在した3日間は、Vanさんというイケメンのトゥクトゥクドライバーが色んなところへ連れていってくれました。

3日目、ベンメリアという遺跡(ラピュタのモデルともいわれる)から戻っている最中、私はガッタンゴットンと揺れるトゥクトゥクの中で、爆睡していました。

より一層ガタガタと道が険しくなったところで、やっと目を覚ました私はびっくり。

森に囲まれた村の中に来ているではありませんか。

同乗していた女の子を慌てて起こし、これはまずいんじゃないか?とひそひそ話。
そうこうしている内に、高床式の家の前でトゥクトゥクが止まりました。

私「Vanさん、ここどこ?!」
Vanさん「僕の家だよ!」
私「エッ」
Vanさん「僕の家は麺を作って売ってるんだよ。食べる?」

どこやここは。

謎です。ここまで何の説明も無いです。
とりあえず降りると、Vanさんは家の中(半分外)にハンモックを括り付け始め、「さあ、ここで待ってて!」と。

困惑しながらハンモックに揺られていると、わらわらと子供たちが集まってきます。
でも、あんまり私たちがいることも気にしてない様子。

怪しさがすごい

「出来たよ~」と、ブンのような細い米麺と黒いソース?のようなものを出されました。
家族たちに囲まれてガン見され、食べざるを得ない状況。

もしかしてこのまま眠らされたりするのでは、、、と思いながらも、とりあえず口を付ける。
味は塩辛っぽく、少し辛い、家庭料理のようです。
横でVanさんや子供たちもそれを食べ始めます。

幸いなことに、なんと、ただ満腹になっただけで済みました。

そうなんです、Vanさんはただ、私たちに昼ご飯を食べさせてくれただけなのでした。

世界ふしぎ発見とかイッテQとか、テレビで見るような≪THE・東南アジア≫のような村で、
こんなスペシャルな体験が出来るなんて、びっくりです。
もちろんVanさんは特にお金なども要求してきませんでしたが、
私たちは帰りにお土産をたっぷり買って渡しました。


そんな優しいVanさんも、おそらくお給料は200USD以下。
ごはんを食べ終わった後にカンボジア語を教えてもらったりしましたが、
女性の方はほとんど字も読めません。
最後に「バイバーイ!」と手を振りながら送ってくれた小さな子たちが、
ちゃんと勉強が出来て、仕事を手にすることが出来るようになることを心から祈っています。
カンボジアに比べればベトナムは大きく成長していますが、
まだまだ貧困層が大半を占めているのも事実。
日本から、そして自分自身からも、どうしたら、何をすれば彼らの助けになるんだろうと真剣に考え始めるきっかけとなりました。

それでは、また来月!
Hẹn gặp lại(*´∇`*)

→ Cindyの日々是好日 in HCM::VOL 1::初めまして

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プロフィール
渡辺明日香(わたなべ あすか)
E-mail: asuka.watanabe@hrnavi.com
Mobile: +84-909-484-365

1992年生まれ、東京都出身。
日本で3年半の勤務を経験後、更に海外で活躍する日本人を増やしたいという思いから
2017年にHRnaviに入社。
現在はホーチミンを中心にベトナム人、日本人の採用コンサルタントとして従事。

人材リスト

【日本人紹介】
日本人求職者リストは下記のリンクでご覧ください。
https://bit.ly/2vrPv1u

【管理職ベトナム人紹介】
管理職採用でお困りのお客様へ。中々、優秀な管理職人材が採用できずに困っていませんか。
優秀な管理職を採用することにより、中間層を拡充し、ローカライズを図りましょう。
また、彼らを挟むことにより、コミュニケーションがスムーズになります。
選び抜かれた登録者に対して、企業側から攻めの採用をすることができます!

詳しい内容は下記のリンクからご覧ください。
http://x.huraffi.com