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Newsletter August 2018

2018年8月15日

社長あいさつ

HRnavi代表のフクです。2010年以来、HRnaviの社長を務めて、8年目になりました。HRnavi以外に他のビジネスをやっていないかとよく言われていますが、不器用なので、人材ビジネスしかやっておりません。

人材ビジネスなので、もっとも注力しているのは自社の人材育成です。というのも、会社のミッションは「人材のレベルアップ」なので、まずは自社人材育成は先決と考えています。ベトナム人社員、日本人社員もどうすれば、素晴らしいコンサルタントになってもらうか日々考えています。

私が気づいたこと、弊社が取り組んだ活動を中心にHRnaviの現在を積極的に発信していきたいと思います。皆さんの参考になることが一つでもあれば、とても嬉しいです。

HRnaviの今

HRnavi by data:

  • クライアント数:806社(7月で8社新規)
  • 社員数:7月末時点/正社員29名(ベトナム人27名、日本人3名/6月より1名減)
  • 登録者数:62,559人(7月で1980名増
  • 紹介成功者数:1755名(日本人27名)(7月では21名増/内、日本人3名増)

6月は弊社の決算月でした。 1年を通じての社員一同の努力、クライアントである皆さまのご支援のお陰をもちまして、8期目にしてとうとう売り上げ1億円を超えることができました(惜しくも100万ドルまでは少し足りていませんでした)。着実に組織づくりして、更にクライアント皆さまの満足度を高めていきたいと思います。

!!!売り上げ1億円達成キャンペーン!!!  お客様への感謝の気持ちを込めて、キャンペーンを実施します。著書「後悔しない社会人1年目の働き方」のベトナム語翻訳版をディスカウントにて、ご提供します。1億円達成を記念に、原価大割れ覚悟、1冊109(イチ・オ・ク)円にてご提供します。9月末まで実施いたしますので、弊社の各営業担当までお問い合わせください。

ご紹介URL: https://bit.ly/2LuX3E6
営業担当者:
★ハノイ:木戸 090 2842 898
★ホーチミン:渡辺 090 9484 365

人材から人財への道のり
VOL 14::欲を抑えたがるベトナム人

大昔、日本で留学している間に、年1回は帰国していました。日本の習慣に慣れてきているのと、ベトナムの習慣を忘れていく中で、親に失礼だと怒られたこと(事例)があります。それは、「みんなにご飯を誘っていないじゃないか」というわけです。ベトナムの習慣として、全員をそろえるまで待ち、そして、年下のものが順に、自分より年上に対して、「○○さん、どうぞ、ご飯を召し上がってください!」と言ってからでないと、ご飯を食べてはいけないことになっています。そうでなければ、失礼だとみられます。その習慣を忘れて、さっさと先に食べた自分が怒られました。少なくとも私が知っている日本人はみんなでレストランでセットメニュー食べる時には、待ってもらうのは悪いので、「ご飯が熱いうちに食べてください」といい、上下関係なく、ご飯が来る順に食べてます。ちょっとした違いですが、日本スタイルは怒られます笑

そして、日本の学生があんだけ授業中に寝ているのも驚きました。ベトナムだと、絶対に先生に怒られ、道徳点数が減点され、場合によって、親が呼ばれる羽目になりかねません。そして、どこの本屋でも、グラビア雑誌が置いてあるのもかなり興味惹かれました。留学した90年代も今もグラビア写真集などは禁止される印刷物として、空港の通関口で没収されるぐらいかなり厳しく取り締まられています。そういう意味で人間の3大欲と言われている食欲、睡眠欲、性欲ともベトナムと日本とで、接し方がまるで逆のように思います。片方の日本は自由に開放させており、片方ベトナムは抑圧しています。

私はどちらかというと抑圧しない方が良いと考えている方なので、周りからはやや変に思われているかもしれません。というのも抑制すると精神的に何かと圧力がかかって、そのうちに別のところで、ストレスが形となって現れてくると言われています。ベトナムの社会を考えると、そういう意味で欲を変に抑えているため、別の欲が強く出ているようなことが、 いくつもあります。例えば、ベトナムの大金持ちはブランド品や超高級車を所有して、自慢したり、メディアに多く露出したりします。ニュースをみると、「○○女優さんが○○億ドンのバグを持っている」ようなニュースが山ほどあります。お金で満たされていない欲を満たそうとしているかもしれません。

弊社の人間の誰かが大金持ちになって、ニュースになってほしいところですが、そういうレベルではなくても、社員が日常的にそう言った欲求の抑制を少しでも柔らげられるとバランスの取れた生活ができて、お金ばかりに追う状態から脱せるであろうと考えています。スモールソサイエティ―の会社なので、できることには限界がありますが、やってみたいアイデアがあります。

  • 食べること:今までは当然ながら時間中は食べてはいけません。過去に管理者がいなくなると、スタッフが時間中でも平気でカップラーメンを食べていた事件がありました。あまりにも会社のルールを無視したので、会議室に呼んで、指摘したことがあります。
    しかしながら、クライアント対応関係で早めのランチや遅めのランチもあるため、午前11時~午後2時の間は会社のカウンターバーで食べてもOKとします。

  • 寝ること:仕事中に、突如の眠気に襲われ、寝ないよう、ただただ頑張って、とにかくノートをつけるが、あとでノートを読むと、全く意味を理解できないような字や文書だったというような経験はありませんか? その対処方法は居眠りだそうです。瞑想を教える本にも書かれていますが、座って、よく呼吸すると15分〜30分くらいで頭がスッキリするという。今度、会社で瞑想室でも作って、そこで、眠気を退治して、良い状態で、席に戻ってもらいたいと思います。
    ※まずは自分のためです笑

次回は「権限がないから、誰にも言えませんよ」について考えてみます。

→ 人材から人財への道のり::VOL 13::謝らない、感謝しない

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プロフィール
Nguyen Dinh Phuc
E-mail: nguyen.dinh.phuc@hrnavi.com
Tel: 0978 698 181

国費留学生として、選ばれ、1996年~2006年まで日本で留学と仕事を経験したのち、ベトナムに戻り、日系企業に対して、経営助言のコンサルティングをしました。ベトナム人は比較的にレベルが高くないという実態をなんとかしたく、2010年からアイグローカルリソースを創設、ベトナムにある人材のレベルアップを会社のミッションに、日々、努力しています。

輝く日本人
VOL 14::CAREERVIET ENTERPRISE CO., LTD 安藤さん
2018年8月15日

氏名:安藤 聖実(Ando Satomi)
会社名:CAREERVIET ENTERPRISE CO., LTD
役職:Sales Marketing

オフィス入り口にて撮影させていただきました。

木戸:本日はよろしくお願い致します。先ずは簡単な自己紹介をお願い致します。

安藤さん:CAREERVIET ENTERPRISEの安藤です。1991年生まれ兵庫県出身です。

海外で活躍したいという憧れから海外拠点のある大創産業へ新卒で入社し、3年半働いていました。

入社して半年後には店長として働きはじめ、店舗運営や店舗立ち上げを行いました。一から業務を教えてもらうという環境ではなかったのですが、もともと負けず嫌いということもあり、自分で店舗を回すために何をしたら良いのか考えて行動していました。入社2年後にはアメリカのテキサスへ出張に行かせて頂き、現地スタッフの指導、新店舗立上げに携わりました。アメリカでは文化の違いや英語で指導することが大変でしたが、日本でやってきた事をアメリカで活かしつつ、アメリカで新たな事を学びそれを日本で活かす。アメリカで学んだことは私にとって大きな自信へと変わりました。

日本へ帰国してからは指導が行き届いていない店舗の担当を任せて頂き、試行錯誤しながら店舗の改善を行いましたが、入社の時からの海外で働きたいという想いが忘れられず転職を決意しました。 その後台湾の商社に入社し、現在はコクヨのオフィス家具をベトナムに広げていく新規開拓事業に奮闘しております。

木戸:すごい経験をされていらっしゃいますね。ご経験や安藤さんの仕事に対する姿勢はとても素晴らしいです。ベトナムで働くことになったきっかけを教えて下さい。

安藤さん:アメリカに行ったことで、海外で働きたいという想いが強くなり、外資系企業に転職するか、ワーキングホリデーにするか悩みました。その時に東南アジアで働く女性の記事をたまたま見たことが、東南アジアに興味を持ったきっかけです。実際に東南アジアで働いている方のお話を聞いて、ベトナムに興味を持ち、働くことを決めました。

ただ、話を聞いたことだけだとギャップもでるかと思ったので、実際にホーチミンとハノイを訪問してみて改めてベトナムなら住めると思いました。その中でもハノイはこれから発展が進んで面白そうだと思ってのでハノイに決めました。

木戸:私もハノイとホーチミンに住んでみましたが、それぞれ特徴がありますよね。安藤さんがベトナムに来てから直面した問題、またそれに対する解決策など、何かございますか。

安藤さん:私は台湾の会社に入社をした為、社内は英語でコミュニケーションをしています。社内で日本人は私1人で、英語が話せるのは台湾人上司だけだったので、最初はちょっとしたニュアンスや説明もなかなか通じず、どう言えば伝わるのか悩むことが多々ありました。その後は英語が出来るベトナム人のアシスタントを採用し、そこから少しずつコミュニケーションの問題は改善され、今はその問題で悩むことは少なくなりました。

ベトナム人と働いて思ったことは、時間意識やスケジュール管理の意識があまりなく、報告・連絡・相談などが少ないということです。私が知らないうちにベトナム人同士で問題が起こっていることがありました。仕事上の問題ではなかったので報告がなかったのかもしれませんが、その後はしっかりと話合い、今では少しずつ改善され、何でも話してきてくれるようになりました。約束している事は、毎朝始業時間までに来る。もし遅れる場合は必ず前もって報告をする事。現在でもこの約束は守られています

スタッフの方と安藤さん

木戸:安藤さんとの約束を守っているのは、日頃のコミュニケーションがあって、良い関係を築けていることが大きいですね。他にも、ベトナム人と接した中での悩みごと、解決方法など何かありましたら教えて下さい。

安藤さん:そうですね。ベトナム人はプライドが高いので、ミスをしても謝ることが少ないように感じます。

気を付けていることは、当たり前のことかもしれないですが、相手の話をきちんと聞いてあげて、その中で自分の意見も伝える、話をする事が大切だと思います。また、感謝の気持ちを持つことも大切にしていることのひとつです。文化の違いもありますが、日本では何かあればその場で注意をすると思います。一方で、アメリカでは人前では言わず別室に呼び出してから話をします。ベトナム人もプライドが高い為、人前で言われるのを嫌う人が多いと感じます。

私も相手が何を考えて、なぜその考えに至ったのか理解する事が大切だと思うので、落ち着いて相手と話をし、相手に理解してもらう努力をします。人数が少ないから出来る事かもしれませんが、日本でもそのようにやってきたので、ベトナムでも続けていこうと思います。一緒に働いている以上、お互い理解し合わないと一緒に良い仕事は出来ないと思うので。

木戸:安藤さんはお若いのに周りのことも考えて働いていらっしゃって尊敬します。安藤さんの今後のキャリアビジョンを教えて下さい。また、PRしたいことがあれば是非!

安藤さん:現在は商社部門の担当としてマネージメントを行っております。新規開拓営業、採用、サプライヤーとの連絡、輸入の手配、ベトナム人のマネージメントなどが主な業務になります。商社部門は昨年始まったばかりの新事業なので、今は人数も少ないですが1年後には人員を今の倍の人数に増やし、コクヨビジネスを広げていけたらと思います。形のない物を形にしていけるような、そんな人になれるように頑張りたいです。また、新規ビジネスもあれば挑戦していきたいです!

コクヨの椅子についてのPRになるのですが、人間は立っている状態が負担のかからない体勢だといわれています。座っているとどうしても骨に負担がかかってしまうのですが、コクヨの椅子はその負担を減らす設計になっています。私はコクヨ以外は長時間は座れません!

木戸:確かに楽です。椅子が汗をかかない作りになっているのも、ありがたいですね!最後にこれからベトナムにくる日本人に向けて何かメッセージがあればお願いします。

様々なタイプの椅子があり、実際に座らせていただきました。

安藤さん:日本では当たり前のことが、ベトナムでは当たり前じゃないということがとても面白いです。また、ベトナムはカフェが多く、ビールも安く飲むことができます。お酒が好きな方、カフェ巡り、自然が好きな方にはハノイはぴったりだと思います。ベトナムで新しいことにチャレンジして欲しいです!

木戸:ベトナムと日本では違うこともたくさんありますが、それもまた面白いところですよね。安藤さんのスタッフを大切にする思いや、それがベースになっている働き方は本当に勉強になりました。

是非、私も実践していきます!本日は貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。

→ 輝く日本人::VOL 13::ALSOK VIET NAM SECURITY SERVICES JOINT STOCK COMPANY 奥村さん

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インタビュアー
ハノイ支店担当コンサルタント 木戸 紫織(きど・しおり)
E-mail: shiori.kido@hrnavi.com
Tel: 090 2842 898

コメント:ベトナムで採用をお手伝いをいたします!日本人人材のご相談もございましたらお問い合わせください。

Cindyの日々是好日
Vol. 5::お母さん、頑張ってます。

シンチャオ! こんにちは、Cindyです。
この始まり方も若干板についてきたような気がしないでもない、第5回目。

第5回目になってこんな事を言うのはアレなのですが、 『日々是好日』こちら、若い世代にはあまり馴染みのない言葉のようです。
唐末の禅僧雲門文偃の言葉であり禅語のひとつでうにゃうにゃうにゃ。Wikipediaに載っています。
にちにちこれこうにち、とか、ひびこれこうじつ、とか、いろいろな読み方がありますが、
「毎日最高だぜ~!!」
要するにこんな意味です。最高だぜ~!いえ~い!

気を取り直して。
先日、ベトナムでも公開された「未来のミライ(※ベトナムタイトル:MIRAI - EM GÁI ĐẾN TỪ TƯƠNG LAI)」を映画館まで観に行ってきました。
なんだか心の奥がきゅっとして、満腹なのにさみしくなるような、そんな映画でした。
自宅で働きながら主夫業に励むお父さんと、出産後からバリバリ外
で働くお母さん。
近代の家族像といったイメージで、これまで日本にあった”家族の形”という概念も
どんどん変わっていくんだろうなと思います。

まだまだ私たちの世代では、結婚したら専業主婦になりたいか?なんて話題も飛び交いますが、
ベトナムでの専業主婦は数えるほどしかいないんじゃないかと思うくらい、
女性はよく働いていますよね。
ちなみに先日、ベトナム人の友人に「日本人と結婚したい?」と聞いたら、
「専業主婦になりたくないから嫌!」との返答が。
やはりベトナム人女子、逞しいですね。

その中でも特に妊娠中の方。
「コレ、ちょっと押したら生まれちゃうよ!?」
と思うくらい、臨月も臨月な、明日にでも準備万端です!!というような、そんなお母さま方をよく見かけます。

じゃあ、これって産休の復帰も相当早いんじゃないの?とも思いますが、
なんとベトナムは産休期間が26週間と、東南アジア最長なんだそう。
短いとされるフィリピンが9週間、日本でも14週間なので、とっても長い事がわかりますよね。
臨月の方が多いのは、日本と違って"産前休暇"が無いからとのこと。

お給料に関しても、ベトナムの社会保険から給与100%相当額の給付金が支給されます。
それに加えて親兄弟親戚からもサポートばっちり、待機児童問題も無く幼稚園や保育園にもするっと入れるなんて・・・・さすがベトナム、社会全体で働く女性を支えているようです。

働き方改革と銘打って、日本も大きく変わっていこうとしていますが、
やはり出産、育児には周りの環境が第一だなあと感じますね。
ベトナムのお母さまも、日本のお母さまも、応援してます!!

それではまた来月!
Hẹn gặp lại(*´∇`*)

→ Cindyの日々是好日 in HCM::VOL 4::飲みにケーション、やってますか?

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プロフィール
渡辺明日香(わたなべ あすか)
E-mail: asuka.watanabe@hrnavi.com
Mobile: +84-909-484-365

1992年生まれ、東京都出身。
日本で3年半の勤務を経験後、更に海外で活躍する日本人を増やしたいという思いから
2017年にHRnaviに入社。
現在はホーチミンを中心にベトナム人、日本人の採用コンサルタントとして従事。

人材リスト

【日本人紹介】
日本人求職者リストは下記のリンクでご覧ください。
https://bit.ly/2KThjyl

【管理職ベトナム人紹介】
管理職採用でお困りのお客様へ。中々、優秀な管理職人材が採用できずに困っていませんか。
優秀な管理職を採用することにより、中間層を拡充し、ローカライズを図りましょう。
また、彼らを挟むことにより、コミュニケーションがスムーズになります。
選び抜かれた登録者に対して、企業側から攻めの採用をすることができます!

詳しい内容は下記のリンクからご覧ください。
http://x.huraffi.com